カーリングは、技量と同じくらい、しきたりを重んじるスポーツである。
うまくいったショットはひとつの喜びだが、カーリングの伝統あるしきたりが真に生きているゲームを目の当たりにすることは、
それに勝るとも劣らないくらい素晴らしいことである。
カーラーは勝つためにプレイするのであって、負かすためにプレイするのではない。
真のカーラーは、不正をして勝つくらいなら負けることを選ぶだろう。

良きカーラーは対戦相手の気を散らしたりしない。
またそういう行為によって、ベストを尽くそうとしている相手を邪魔したりはしない。

いやしくもカーラーたる者は、故意にルールを破ったり、しきたりを辱めたりはしない。
しかし、もし偶然そうしてしまい、それに気づいたならば、誰に言われるまでもなく、自ら違反を申し出るものである。

ゲームというものは、プレイヤーそれぞれの技量を明らかにするためにある。
しかし同時にゲームの精神について言えば、善きスポーツマンシップ、思いやりある態度、
そして誇り高い振る舞いが求められている。
この精神は、ルールの解釈や適用のしかたに生かすべきであるのみならず、
アイスの上にあるとなきとにかかわりなく、すべての参加者が行いの鑑とすべきものである。



http://ja.wikipedia.org/  より